30代ラストデー。20kmPR。

6時30分に目覚ましをセットするも、6時前に目がさめる。
何に対して緊張しているのかと思い返してみると、今日は私の30代最後の日。
明日はついに不惑を迎える日。それについてなにか無意識的に思うところがあったのか。
表面上は特に何か感じるものはないのだけれども。

とにもかくにも起床することに。
なんとなく踵は違和感が残っており、押すとピンポイントで痛い状況はあまりかわらず。
ただ走れないかと問われたら大丈夫そうなので、今日は多摩川の練習会に参加することに決める。
そうと決まればさっそく朝ごはん。
初ヨーグルトだったのだけれども、微妙。
ヨーグルト自体はプレーンで酸っぱくて好みだったのだけれども、ソースにシリアル的なサムシングが入っていて、それがどうにも好みと合わない。
やっぱりブルガリアだなあ。

カーテンを開けて外を見ると、冷たい雨。
なんというか、天気のめぐり合わせの悪い人生の前半だったなあと、大層ながっかり具合を見せる。
それでもとにかくランパンに長袖Tシャツの上にウインドブレーカーを着て、さらにユニクロのダウンベストともこもこのパーカを重ね着して出発準備。
7時半前に家を出て多摩川へ向かいます。

予報では朝には止むとのことだったのだけれども、多摩川についても止みそうでやまないしとしと雨。
気温も低く、練習会に参加される方も多くない。

今日は踵のこともあり、4分15のペースで20キロを走ることに。
余裕をもって走って、ラストだけ少し刺激をいれられたらいいなという青写真でした。

8時半すぎ、結局雨がしとしと降る中でスタート。
4分15秒のチーム、結構な大人数だったので集団で気楽に走れます。
今日初めて参加された、2時間40分台の女性ランナーもこの集団におられて。
オリンピックを目指しているとのことで、年齢も若いし、ぜひぜひ夢を叶えていただきたいと思います。

そして不惑直前のおじさんも、おじさんなりの目標を持って踵の痛みを抱えながら走ります。
走り出してしまうと、もうほとんど気にならない。
まあこれがよくないのは重々承知なのだけれども。

15キロまでは淡々と走り、ラスト5キロでビルドアップを試みます。
事前の想定では、キロ4分から1キロごとに5秒くらいずつ上げていこうとおもったのですが、最初の1キロを3分50くらいで入ったところで、息が上がりなんか無理なシグナルがびんびん出始める。
あ、これ今日無理だ、と思ったら後ろから同じくペースを上げてくださった方が前に出て、かろうじてペースをキープ。
次の2キロくらいを3分50前後でなんとかカバーするも、息はいっぱいいっぱい。
先週のDNFに終わったハーフ以来、やっぱり調子は良くない。

そこから少しペースを落としてしまい、その後、更に後ろの集団で走っていた方が追いつき追い越していく。
これにつかないとさすがに練習にならないと思ってもう一度なんとか力を振り絞ってがんばります。
息があがるよりも、足がいっぱいになってしまっている感じ。それでもなんとかラストまでつく。
最後は5メートルくらい離されちゃったけど、無事にゴール。

皆さんのおかげでなんとか練習になった感じ。
踵は大丈夫だったけれども、その他の体調を整えないとまずいなって思ったランでした。

走り終わった後、今日は会の会合があってその後に懇親会。
天気がよければお花見っていう計画だったのですが、あいにくの天気のため、ファミレスにて開催。
昼間からビール。
そこそこ追い込んだ直後ということもあり、回る。
回るにも関わらず、追加できたワインとかも入り、ちゃんぽん。
真っ昼間からご機嫌。
楽しくお酒を飲んで、帰宅。

さすがに一旦リセットしようと昼寝。
2時間位ぐーすか眠りました。

夕方目が覚めて、夕飯。
30代ラストミールは酢豚とサラダとビール。
酢豚最高においしかった。

そんなわけで、昨年の夏から不惑になる前にっていうことでムキになって再開したラン生活。
途中つまづきはしたものの、そこそこの記録をもってシーズンを終えることができました。

不惑を迎え、肉体的な伸びはもちろん若いときほどではなく、むしろ衰えないように気を使わなくてはいけない段階に入ると思います。
その中でもなんとか目標を叶えるべく、丁寧に大切に、時間を使っていきたいと思います。
久々に本気になれる何かを見つけられたことに感謝をしつつ、人生の前半をじんわりと酔いながら終えたいと思います。

まあ大した感慨は現時点ではないのですが。
きっと誰かに「お年は?」って聞かれて「40です」って答える瞬間にその数字の重みを感じるのだろうな。
聞かれませんように。

カテゴリー: ランニング, 日々のトレーニング パーマリンク