今そこにある危機。15キロjog

本日は直行の外出予定のため、いつもより30分余裕。5時50分起床。

スマホで気温を確認すると-3度。昨日の冷え込みを最後に緩んでいくのかと思っていたらまさかの低温ステイ。ひどいなって思いながらもヒートテックにニットのはらまき、ロングTシャツの上にウインドブレーカー。頭にはイヤーウォーマーと完全装備で6時出走。

一昨日の疲労は案の定、昨日よりも今日の方がはっきりと現れている感じ。走り出しを慎重に、負荷をかけないようにいく。

空気は昨日に引き続ききんきんに冷えており、口で呼吸をしていると身体の芯から冷えてくるのと、あとは唇が手先爪先と同様に痛い。
そしてこの寒さは、鉄壁と謳った私のお腹の防御をいとも簡単に切り崩し、中盤あたりでお腹に異変をもたらす。

ただ、昨日も書いたけどここで中途ピットという選択肢はない。寒いし、何よりも手がかじかんで動かない。
済ませたあとなにもできなかったら、かぶれたお尻に泣きながら家に帰るか、あるいはその場で朽ち果てていくかという絶望の2択しか存在しない。それは勘弁と、とにかく我慢しながら走り続けることにします。ここからは括約筋の加圧トレーニングという無駄なエネルギー消費活動が加わります。
後から見ると、この時点で心拍数が跳ね上がっています。体は正直だ。

そしてまだ我慢できるレベルで到達した13.5キロ。さああとは周回コースから家までの1.5キロだけだとちょっと。お腹の弱い僕はこの括約筋系の特性を経験上よく知っているのですが、奴らはほんと、ちょっと気を抜いた瞬間にあばれん坊になって制御が利かなくなる。
公園を抜けた途端、ここから先はあとちょっとだけどトイレなんてないよってなった瞬間に突然ピークがやってきます。
うわ、これダメなパターンのやつだ!と思いつつ、全神経を集中させてラストスパートします。若干気絶しそうになりながら、一寸でも気を抜いたら終わる状況になりながらなんとか家の前へ。
ただここでさらにトラップが。
手がかじかんで、家の鍵を入れたウインドブレーカーのポッケのチャックがつかめない、下げられない。
おわる、終わる、やばい、と思いながら最後の手段、歯で噛んでチャックを開けて鍵を取り出しゴールイン。

いや、この冬も何度も危機を迎えましたが、ここまでの危機は今季初。
無駄に疲れました。
もういい加減この寒いのはいいです。


その後かなり時間をかけて熱いシャワーを浴びて解凍。
トイレとシャワーでおもいのほか時間を取られてしまい、パンとヨーグルトをコーヒーであわてて流し込んで外出先へ。
昼は支給されたお弁当でかなり少なく、物足りない感じでしたが仕方ない。
夜は夜で中途半端に遅い時間に終わり、がっつりご飯を食べられそうにもなく、サラダと納豆巻というしょんぼりメニュー。
一日のエネルギーが不足した、がっかりな一日となってしまいました。

これからは少し気温あがるようなので、それを信じ、明日は元気に走り、たくさん食べてコンディションを整えたいと思います。

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