腸内環境改善に加え減量までできた自作スムージーとそのレシピ

発端はプロテイン摂取にともなう腸の不調

私はランニングを趣味としています。
基本的に長距離走というのは強い筋力を必要としないのですが、長く走り続けるためには上体の筋肉、腹筋とか背筋とかの筋肉がある程度必要になります。
そこで、効率よく筋力をつけたいと思い、プロテインを飲むことを習慣づけようと思い立ちました。

プロテインが便秘を誘発した

とは言え、短距離選手とかボディビルダーのようにバッキバキの筋肉が欲しいわけではないので比較的ライト感覚で飲めるプロテインがいいやと思い選んだプロテインが、ZAVASのアクアプロテイン。

プロテインというと牛乳に溶かして飲むイメージがあったのですが、これは水で飲めるということで手軽そうだなと思い購入。
実際に飲んでみると美味しいし飲みやすいし、継続して飲むには最適でした。

しかし、1週間ほど飲み続けたところで、なんとなく便秘がちに。
基本的に便秘しない体質だったので、おかしいなあと思ってネットでいろいろ調べてみると、どうやらプロテインが便秘を誘発することがあるとのこと。
タンパク質を多く摂るということは、腸内環境に少なからず影響を及ぼして、便秘や下痢などを引き起こすということでした。渡しの場合はそれが便秘という形で現れたんですね。

野菜をたくさん摂ろう

プロテインで崩れてしまった腸内環境、改善策についても調べてみたのですが、一番いいのは
「食物繊維をたくさんとること」
ということでした。
まあ要するに野菜をいっぱい食べろということですよね。

普段も結構意識して野菜を食べるようにしてはいたのですが、十分かと言われるとそこまででもないような。
そこで、タンパク質過多に陥った腸内環境を整えるためにさらに野菜を摂ることにしました。

ミキサーでスムージーを作ることに

とは言え、なかなか大量に野菜を食べるというのは難しいです。
そこでいろいろ考えた結果、
「ミキサーでスムージにしちゃえばたくさん野菜とれるじゃないか」
と思い至りました。

そして思い立ったが吉日。
お手頃なミキサーを探した結果、パナソニックのミキサーが評価が高く、値段もお手頃だったので早速これを購入することにいたしました。
そして朝食にスムージーを飲むことを習慣づけようと決め、実行していきました。

レシピの試行錯誤

さてさて、ミキサーを手に入れたはいいものの、じゃあどんな野菜を入れてスムージを作るのか。
野菜だけのスムージーは絶対に青臭くなるので、果物などの甘みが多少入っていたほうが飲みやすいし続けられるだろうとは思うものの、具体的に何を選ぶのかということは思ったよりも難しい作業でした。

とりあえずネットの情報を頼りに野菜と果物を選んでみたものの、なかなか美味しい!と思えるような作品に仕上がらない。
小松菜とかチンゲンサイはクセがなくて美味しいですよという情報を得て試してみたものの、これらの野菜はスムージーにすると、たまにすごく辛くなったりするんです。
また、果物も甘いものならなんでもいいというわけではなく果物によっては変な甘さに仕上がってしまったり、単体で食べたら甘くて美味しいのだけれどもスムージーにして野菜と混ぜたらぜんぜん甘みが引き立たなかったりとこれまた難しい。
あと、味はとてもいいのだけれども水分が少なくてすごくのどごしが悪かったり。どれもこれも一長一短。

そんなわけでとにかく導入最初の2週間位はスーパーにあってスムージーに合いそうな野菜と果物を片っ端から試して、継続できそうな美味しさのものに仕上がるよう試行錯誤をしました。

ついに美味しいレシピの完成

2週間ほど試行錯誤した結果、ついに安定したおいしさになるレシピが完成しました。
私にとって「これならずっと飲める!」と思えるレシピは、以下の通りです。
なお、分量は2回分(2人分)です。

・バナナ 1本
・サラダ菜 6〜7枚
・セロリ 1/2本
・りんご 1/2個
・水 100ml
・レモン汁 大さじ2杯(30ml)

まずはバナナ。ふつうのバナナです。
こんな感じですこし黒くなって熟しているくらいが甘くて好きです。
スムージー1 バナナ

これを適当に切ってミキサーにいれます。
スムージー2 バナナ

つづいてサラダ菜。ここから葉っぱを6〜7枚とって軽く水洗いします。
スムージー3 サラダ菜

その後適当な大きさに。
「ミキサーに入れるのにどうしてわざわざ切るの?」と思われるかもしれませんが、これはかさを減らすためです。
そのままいれると、入りきらなかったりするんですよね。
料理の時のように丁寧に切る必要はないので、面倒にならない程度に切っておきましょう。
スムージー4 サラダ菜

次にセロリです。これも適当な大きさに切って入れます。
スムージー5 セロリ

そしてりんご。りんごは皮ごと使っちゃいます。
とりあえず水洗いして半分に切って、片方は翌日用ということでラップにでもくるんで冷蔵庫に入れておきましょう。
スムージー6 りんご

りんごは皮ごとつかいますが、芯はもちろんとります。芯をとって、ざくざくっと切ります。
スムージー7 りんご

具材を全部いれたら、水をいれます。
ここで水をいれておかないと、どろっとしてしまってちょっと飲みにくくなってしまうので。
スムージー8 水

最後にレモン汁。30mlと書きましたが、好みで調整するのがいいと思います。
私はレモンが好きなのと、クエン酸の疲労回復効果を期待して、いつも少し多めにいれています。
スムージー9 レモン汁

すべていれたら、いよいよ回します。
スムージー10

実際にミキサーにかけたのを動画にしてみました。
最初は低速で、全部がいったんクラッシュされたあたりで高速回転させています。
私は他のミキサーを知らないのですが、音はそんなにうるさいとは思いません。
が、マンションなどにお住みの方は、下の階の方への配慮として床で直につかったりせず、可能ならば台か何かの上に載せて使ったほうがいいかもしれません。

2分ほど回して、完成です。
この緑の濃さ、見るからに身体によさそうでしょう。
味もクセがなく、美味しく飲めるのでぐいっといってしまいましょう。
スムージー11

腸内環境の改善、そして体重も減少

すぐに快腸に!

スムージーを飲み始めて1週間ほど、ちょっと気持ちの悪かった便秘はすーっと治りました。
筋力ついてもずーっと便秘なのはいやだなあと思っていたので、ほっとしました。

そしてプロテインを飲み始めて半年ほど経ちましたが、プロテインの効果も出て、そして腸の調子は相変わらずいい感じで維持しています。

減量という副次効果!

そして今回、特にご報告したかったのは、スムージーを飲み始めてから体重が順調に減っていったこと。
運動量と食べる量はほとんど変化がありません。

私は毎日体重を記録しているのですが、スムージーを飲み始める前と飲み始めた後の2ヶ月半ずつをグラフにしたのが以下の図です。
2014年8月1日から10月14日までがスムージー導入前、2014年10月15日から12月31日までがスムージー導入後です。

体重グラフ

スムージー導入を期に、体重が少しずつ減っているのがわかると思います。

統計的に効果を調べてみた

一応私は学生時代、そして現在の仕事でも統計的な分析をしてきているので、スムージーの導入が統計学的にも効果があるのかどうかをチェックしてみました。
分析をした結果が以下の表です。

ANOVA結果

見方等々については省きますが、上記の図が表しているのは、スムージーの導入前と導入後では統計的にも体重に差が認められる、すなわちスムージーを導入したことで体重が減少したと解釈することが可能だということです。

作る手間さえ気にしなければ、スムージーはオススメです!

腸内環境を整えて、さらに減量まで叶えられるスムージー。
手放しでオススメしたいのですが、唯一の懸念点は「作る手間」です。

ただ、自分なりのレシピを決めてしまえば、そこまで時間がかかるものでもありません。
基本的にざっくり切って入れるだけなので、料理に不慣れな私でも、現在では15分もあれば作れます。
タイミング的に朝に飲むのが一番いいのかな、と思いますが朝に15分とれないという場合は、前日の夜に作っておいてもいいですしね。
その辺は工夫次第でなんとかなると思います。
面倒くさいなあと思うのは最初だけだと思うので、興味をもった方、健康対策やダイエットに取り組みたい方はぜひぜひ試してみてください!!!

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